2006年6月25日
バルドの楽園を観ました。
先日、バルドの楽園(がくえん)を見に行ってきました。
第一次世界大戦で、捕虜となり日本に運ばれてきたドイツ兵と、それを受け入れる日本側とのお話です。
詳しくは、ホームページや雑誌、TVなどで流れておりますので、省くとしまして。
また、内容も、ご覧になりたい方がいらっしゃるかと思いまして、こちらも省きます。
前半のほんのちょっとだけ、戦乱のシーンがあるものの、無意味に恐怖感をあおるものではなく、事実としてこんなことが行われていたのだろう、というものでした。
なので、そういう意味では、怖いものではありませんでした。
開始から、程なくしてドイツ兵は捕虜となり、その後は戦乱のシーンはありませんでした。
そして、気難しいような内容と思い込んでおりましたので、観ながら疲れてしまうのではないか?と思いましたが、そんなこともなく。
なぜ、その松江という人間が、捕虜にあのような対応をされたのか、という話までがしっかりと描かれておりましたので、見終わった後には、疑問もなく心があたたかい気持ちになれました。
お仕事やご近所で、人間関係がちょっとぎくしゃくしているかなぁ?
っていうちょっと、疲れのある方々へ。
相手を変えるのは難しいけれど、自分を変えることなら・・・。
ちょっと、気持ちを入れ替えるきっかけとして、ご覧になられてはいかがでしょうか・・・。
生ぬるいって思うかもしれませんが、生ぬるさが心地よく、戦後の状態には必要だったと思われます。
疲れた日本に、日常に。おすすめです。
ただ・・・。
第一次世界大戦に祖父が参加したためか、父は行きたがりません・・・。
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投稿者 cherry : 2006年6月25日 20:00
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